先日、本社の社員さんから
手土産1人1袋と、
退職した社員さんからの頂きもの、
これも人数分あるようでして
休憩室に広げて置いてあった。

それらは日が経つごとに
少なくなっていきましたが
わたしは手が出せないままだった。

若い頃、派遣の時
そこの職員さんたちと
昼休憩をとる事になっていて、
どなたかのお土産がテーブルにありました。

そのお菓子を
わたしの右にいた職員さんが手に取り
わたしの左にいた職員さんに
「はい、どうぞ」と
自分の目の前で手渡した。

一瞬、頭の中が「？」となった。

そのお菓子が欲しかった訳ではなくて
意地悪されたのだ。

よくある職員と派遣の派閥。

それ以来、他の職場になっても
休憩室によく置いてある、
「みなさんでどうぞ」のお菓子やお土産が
トラウマになってしまい手を出せない。

自分は頂いたらいけないもの。
そう認識してしまっているのだ。

そんな中、今日残りわずかとなり
上司が帰り際
「YUさん、もらってないでしょ？
持って行ってね」と言って頂き、
内心は、
持っていかないままですみませんでした、
という思いでお礼を言い、
ありがたく頂いてきました。

トラウマってその人にとっては
とても衝撃的で傷ついた出来事で
根強く心の奥底に残っている。

昔の事なんだから
もういいじゃん？
過去を許してあげたい。

そんなことを考えてしまった夜でした。